今年は平年に比べて花粉の飛散量が多いと予想されています。暖かい日が増えてきて、すでに大量の花粉が飛んでおり目が痒かったり鼻がムズムズして辛い方も多いと思います。

花粉症予防の鉄則は「吸わない、付けない、持ち込まない」です。コロナも収まってきてマスクの着用が個人の判断に委ねられるようになりましたが、花粉症の方は引き続きマスク着用で予防しましょう。また、衣類もウール系の素材は避けて付着を最小限にし、花粉を払い落としてから室内に入る、洗濯物は部屋干しにするなど心がけましょう。

アレルギー対策には粘膜強化と腸内環境の改善

鼻や目、喉には粘膜があり、細菌やウイルス、花粉などの異物が侵入するのを防ぐ役割をしております。粘膜が弱いと花粉が付着して体外に排出する能力も低下するため粘膜は丈夫にしておくことが重要です。

また、花粉症は免疫機能の異常により発生します。免疫に関わる細胞の約60%は腸内に存在しているため、腸の環境を整えておくで免疫機能の活動に繋がります。

食生活を改善しよう

粘膜を強化し免疫力を高めるためにはビタミンAやビタミンDを摂るようにしましょう。ビタミンAは粘膜を丈夫にしてくれる栄養素でレバーやうなぎ、卵などに多く含まれます。ビタミンDは免疫機能を高めるために欠かせない栄養素で青魚やきのこ類に多く含まれています。腸内環境を整えるために乳製品や発酵食品を取り入れるのも効果的です。ただし食事から摂取できる量には限りがあるのでサプリメントなどから摂取することもお勧めです。

そして花粉症などのアレルギー症状のある方には避けてほしい食材として、

体を冷やす食べ物(アイスやジュースなどの冷たいもの、生野菜や刺身などの生もの、チョコレートやスナック菓子などの甘いもの)

解毒の働きをする肝臓の負担になるもの(アルコール類やケーキや菓子パンなどの甘くて乳脂肪な食材) 

余分な熱を溜める食べ物(辛いもの、脂っこいもの、味の濃いもの) 

などがあります。これらの摂り過ぎには注意しましょう。  

体質改善に「タウロミン」

タウロミンには抗アレルギー薬のほかに、体の中の老廃物を出す漢方薬、カルシウム、強肝剤、ビタミン類、整腸剤がひとつになった薬で、症状緩和はもちろん、体質改善にも役立ちます。症状にあわせて服用量も調節できますのでぜひお試しください(^^♪